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PCエンジンを修理・清掃してみた

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事の始まりは、PCエンジンCD-ROMソフトを入手したので、久々にPCエンジンを引っ張り出したのが始まり。
 
それぞれ症状は違うものの、両方ともディスクを読まず使用不可となっていた。
 
 
このショックはデカい。
 
 
すでに生産は終了されているので、新品と買い替えるのは無理。
修理も、メーカーでの対応は既に終了していて当然だろう。
 
中古で入手するしかないのだが、これがまた高価。
 
動かないジャンク品でも\3,000とか、それ以上の値が付いている。
可動品ともなれば1万円は軽く超え、3万とか。
 
可動品の中にはメンテ済みというのもチラホラ見かける。
 
自分で修理できたりするひとっで良いよねー。
羨ましい。
 
自分でもできないかなー?
 
調べたら、なんとかできそうな気がしたので、道具をそろえていざ挑戦!
 
 
 
と、ここまでが前回の話。
 
今回は、実際に作業をしていきます。
 
 
まずはPCエンジンDUO。
 
症状は、ディスクを認識しない。読み取り不良。
 
 
 
 
原因の一つとして挙げられるのが、レンズの汚れ。
 
なので、無水エタノールを使って拭き拭き。

コレで直ればラッキーですが。
 
 
残念ながら、そう甘くは無かった様です。
 
 
となると、いよいよ分解。
基盤とのご対面となります。
 
DUOには特殊ネジが使われているので、対応するドライバーを使って外していきます。
 
いざ、ご対面~。
 
ファイル 1995-1.jpg
 
 
思っていたより綺麗な感じです。
パッと見は、それほど汚れとか腐食とか見当たりません。
 
が、よくよく見ると、やはり少しは汚れがありますね。
ホコリが薄っすらとではありますが付着してますし、何やら毛の様な物も。
 
ただ、コンデンサの液漏れとかサビとか、腐食は無い様です。
 
とりあえず無水エタノールで軽く掃除。
汚れを落とす。
 
けっこう汚い。
 
ファイル 1995-2.jpg
 
 
しかし、こうなると故障の原因はコンデンサの劣化かな?
直すにはコンデンサを交換する事になるんだけど・・・
 
自分でやるのは、ちょっとリスクが高い。
 
挑戦してみたい気持ちはあるけれど・・・
 
失敗した時のことを考えると、可動品を別に確保しておきたいです。
 
 
と言う訳で、DUOはプロに修理をお願いしたいと思います。
 
 
 
続いてはCD-ROM。
 
こちらの症状はディスクが回転しない。
 
ファイル 1995-3.jpg
 
 
原因の多くはギアの劣化らしい。
 
画像(写真)付きで細かく説明したサイト(ブログ)があったので、参考にしながら挑戦してみます。
 
参照:PCエンジン保守の館(新館)
 
 
 
まずは交換するギアの入手。
 
当然、純正品は手に入らないので、社外品の互換ギアになります。
現在も生産販売している方がいるんですね。
 
1個 \1.400。
 
届いて見れば、思っていたより小さくてビックリ。
 
ファイル 1995-4.jpg
 
 
続いてCD-ROMを分解していきます。
使用されているネジは普通のプラスです。
 
こちらが基盤と問題のギア部分。
 
少し強めに弄るとボロボロと崩れてしまいました。
 
 
 
グリスを塗って新しいギアを装着。
 
ファイル 1995-5.jpg
 
 
組み立て直して、交換作業完了。 
 
 
さて、動くかな?
 
 
 
 
う、動かない・・・
 
なぜ!?
 
 
ギア以外の部分に問題があるのでしょうか?
 
こうなるともう自分ではどうにもなりません。
 
 
こちらもプロにお願いしましょう。
 
 
と言う訳で、修理してみたけれど結果は失敗? 
 
直らなかったのでプロに修理をお願いする事になりました。
 
 
残念。
 
 
 

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